休憩室・リフレッシュスペース
オフィス・工場・倉庫・教育施設の休憩スペースのつくり方
休憩室・リフレッシュスペース
オフィス・工場・倉庫・教育施設の休憩スペースのつくり方
オフィスや工場・倉庫、学習塾等の教育施設に、集中力の維持や回復を促進する休憩室・リフレッシュスペースを構築しませんか? 短い休憩時間でも効率良くリラックスできる休憩スペース向けの家具選びとレイアウトについてご紹介しています。
【 目次 】
なぜ、休憩室・リフレッシュスペースが重要なの?
休憩室、リフレッシュスペースは、オフィスや工場、倉庫などの仕事場をはじめ、塾や予備校、自習室まで、長時間に渡って集中力を要する現場には欠かせない、息抜きのための空間です。
休憩室・リフレッシュスペースには、主に以下の4つの重要な役割があります。
① 集中力を回復させる
誰でも集中力の持続には限界があります。仕事中でも勉強中でも、時々今やっていることから離れて、頭も体もリラックスさせると集中力が回復します。
② 思考力を高める
人はくつろいだ状態でいるときに思考力が高まります。リラックスできる空間では考え方も柔軟になり、煮詰まっている時でも発想の転換がしやすくなります。
③ コミュニケーション活性化
気持ちの休まる空間には自然と人が集い、対話が生まれます。仲間との交流も広がり、ちょっとした雑談から思いがけないアイデアが生まれることもあります。
④ 企業ブランディング
休憩室やリフレッシュスペースは、企業・組織のビジョンや価値観を具現化しやすい空間です。デザインや機能へのこだわり方でブランドイメージを向上させ、競合との差別化を図ることができます。
このように、休憩室・リフレッシュスペースには、仕事や学習の能率や生産性を高めるための重要な役割があります。また、最近では、オフィス内の休憩スペースは単なる社員の休息の場にとどまらず、リラックスした状態で仕事もできる「場」、気軽なミーティングや社内外での交流を図れる「場」として、多目的に運用できるフレキシブルな空間としてレイアウトするケースも増えています。
快適な休憩スペースとは?
レイアウトの4つのポイント
① 1人になれる席をつくる
休憩時間には、仲間とおしゃべりを楽しみたい人もいますが、1人でくつろぎたい人もいます。休憩スペースには、カウンター席やブース席など、周囲に気兼ねなく1人で過ごせる席も確保するようにします。
② ストレスフリーなレイアウト
短時間でリラックスするには「何にも集中しないこと」が大切。他人の動きや会話がストレスにならないよう、席と席の距離や動線を広くとり、ゆったりとしたレイアウト設計にします。
③ 気分転換しやすい
短い休憩時間で頭や体の疲れをリセットするにはコーヒーやハーブティーなど香りの良いドリンクを飲みながらのリフレッシュが効果的。コーヒーにはカフェインによる覚醒作用もありますが、香りがもたらす鎮静作用はリラックスを促すため、気持ちを切り替えやすくなります。
④ 気持ちが和むインテリア
気分がやわらぐ空間に身を置くと、人は束の間でも緊張感を解放できます。温もりを感じさせる色や素材の家具や内装材、さらには観葉植物やウォールグリーン、テーブルグリーンも取り入れて、どこかほっとするような自然で和やかな雰囲気をつくります。
以上のような点に配慮してレイアウトすると休憩室・リフレッシュスペースの快適性が高まり、短い休憩時間であってもオン・オフが切り替えやすくなります。
オフィスにも、工場・倉庫にも、教育施設にも!
休憩室・リフレッシュスペースの家具選びとレイアウト例
短時間で効率良くリラックスできる休憩室・リフレッシュスペースを構築する家具の選び方とレイアウトをご紹介します。
広い休憩スペースにも、小さな休憩室にもおすすめ!
カフェ風のリフレッシュスペース
行きつけのカフェの気分でリラックスできるカフェ風レイアウトのリフレッシュスペース。仲間との雑談を楽しみたい、誰にも構われず1人でのんびりしたいなど、気分に応じて好きな席を選べるように、テーブル席やハイテーブル席、カウンター席やソファ席などを組み合わせてレイアウトすることがポイントです。
おしゃれなカフェの雰囲気を演出するには、間接照明を利用するなどしてライティングにも配慮し、色や素材感なども全体的に統一感が出るようにコーディネートします。
レイアウトのポイント①
レイアウトの自由度が高いカフェテーブル
カフェ風の空間づくりでキーになるのがカフェテーブル。特に円形天板のテーブルはレイアウトの自由度が高く、開放感を出しやすい、曲線により空間に柔らかな印象を与えリラックスした雰囲気をつくりやすいという特徴があります。リスタシリーズのカフェテーブル 丸天板タイプは直径450、600、750、900mmの4種類、高さはH720とH1000mmの2種類があり、休憩スペースの広さや定員数に応じて選べます。席数やテーブル同士の間隔も調整しやすいため効率よくレイアウトでき、空間をフレキシブルに運用できるためおすすめです。
レイアウトのポイント②
直線上に効率よくレイアウトできる角天板テーブル
壁際や窓際など、直線上に効率よく席を確保できる四角い天板のカフェテーブル。リスタカフェテーブルの角天板には、W600xD450、W750x600、W750x750mmの3種類があり、部屋の寸法に適したサイズで効率よくレイアウトすることが可能です。また、角天板にもそれぞれハイタイプがあり、1辺を壁付けにしてハイチェア・ハイスツールと合わせてレイアウトすることもできます。視点の高さが変わると気分転換にもなるため、ハイテーブル席も混在させてレイアウトするとよいでしょう。
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オープンスペースや小規模オフィスの一画にもレイアウトしやすい!
オフィスラウンジ風のリフレッシュスペース
周囲の視線が気になりにくいパネル付きソファで構築するオフィスラウンジ風のリフレッシュスペース。
パネル付きソファは片側パネル、両側パネル、パネル無しの3タイプから選択でき、単体使用はもちろん、異なるタイプを組み合わせたレイアウトも可能。オープンスペースのオフィスや小規模オフィスの一画にも手軽に休憩スペースを構築できます。
仕事の合間の休憩、リフレッシュにはもちろんのこと、リラックスした状態で仕事をしたい時、籠ってアイデアを練りたい時などにも利用できるリフレッシュスペースです。
レイアウトのポイント①
単体でもレイアウトできるプライベート空間
シンプルな1人用ソファを基本に、左右付け替え可能な片側パネルタイプと両側パネルタイプを取り揃えたカッコシリーズのファブリックソファ。リラックスしやすい両側パネル付きタイプは周囲が気になりにくく、プライベート空間のような居心地でくつろげます。また、一台単位で好きな場所にレイアウトできるため、オフィスの余剰スペースを利用した休憩スペースとしても最適です。パネルの高さは2種類ありますので部屋の広さに応じて空間を圧迫しない高さを選ぶ必要があります。
レイアウトのポイント②
組み合わせレイアウトでグループ利用にも
2方向からの視線を遮るセミクローズで閉塞感なく適度にプライバシーを確保できるカッコシリーズの片側パネル付きソファ。単体でのレイアウトはもちろんのこと、パネルの左右を付け替えれば2台でタンデムソファに。さらには、テーブルを挟んで2組を向かい合わせにレイアウトすればグループで利用できるボックス席になります。プライベート空間でのリフレッシュにはもちろん、休憩スペースのくつろいだ雰囲気の中でちょっとした打ち合わせをしたい時などにもおすすめです。
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デスクワークの座りっぱなし予防にも!
アイランドカウンターのリフレッシュスペース
H1000mmの天板と収納を兼ね備えた収納カウンターとマルチユースカウンターを組み合わせてつくるアイランドカウンターを中心にレイアウトするリフレッシュスペース。
天板下が収納になるアイランドカウンターは立ったままで利用するためデスクワークでの座りっぱなし予防にもなり、健康維持にも配慮したい職場の休憩スペースとしても最適です。
スペースに余裕がある場合には、アイランドカウンターの周辺にハイデスクとハイチェアを組み合わせたカウンター席をレイアウトしても。
気軽に利用できる分、人が集まりやすくコミュニケーションの活性化にもつながるリフレッシュスペースのレイアウトです。
レイアウトのポイント①
組み合わせてレイアウトできる収納カウンター
組み合わせレイアウトでアイランドカウンターを構築できるスタツィオーネシリーズは、扉のないオープンタイプ、開き扉タイプ、ダストボックスタイプの3タイプの収納カウンターとマルチユースカウンターの全4種類。設置スペースや用途に応じて島型はもちろん壁付けレイアウトも可能です。いずれも配線機能を備え、電気ポットやコーヒーサーバーの設置にも対応しています。
レイアウトのポイント②
アイランドカウンター周りにカフェスペースも
座りっぱなし予防で健康促進につなげたいアイランドカウンターのリフレッシュスペースですが、広さに余裕があれば近くにハイデスクとハイチェアを組み合わせたカウンター席をレイアウトしておくとより機能的になります。座って休みたい時にはもちろん、気分を変えて作業したい時、アイデアを練りたい時などにも利用できます。
\家具選び、レイアウトも/
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工場・倉庫の食堂兼休憩室や学生ラウンジにも!
カフェテリア風のリフレッシュスペース
工場や倉庫の食堂兼休憩室、学生ラウンジ、コワーキングスペースなど、不特定多数の人が入れ替わりで利用するリフレッシュスペースには、自由なカフェテリア風のレイアウトがおすすめ。ゆったりとしたスペースに台形テーブルの組み合わせで様々な天板形状のテーブルをレイアウトして、のびのびとした開放感のある雰囲気をつくります。
台形テーブルの組み合わせレイアウトでは、テーブルの形が画一的でないため、数人のグループでも1人でも、ちょうど良い席を見つけやすいのもメリットの1つ。配置や席数の変更にもフレキシブルに対応できる、手軽で汎用性の高いレイアウトです。
レイアウトのポイント①
台形天板テーブルの組み合わせレイアウト
豊富な天板形状バリエーションを誇るラディーテーブル。台形天板を中心に複数台を幾何学的に組み合わせて多様な形状のテーブルをレイアウトすると、空間に動きが出て自由な雰囲気になるためリラックスしやすい環境になります。この組み合わせレイアウトはテーブルの形や大きさが一定でないため、座る位置によって人との距離感を変えられるという点もポイント。また、スペースの広さや席数の増減にもフレキシブルに対応できるというメリットもあります。
レイアウトのポイント②
大型グリーンでリフレッシュ効果UP
多様な天板形状のテーブルを組み合わせてレイアウトするリフレッシュスペースには、大型の鉢植えや卓上用プランターなどでグリーンを取り入れるのもおすすめです。空間が自然で健康的な印象になり、さらにはグリーンによるリラックス効果もプラスできます。生の観葉植物の維持管理が難しい場合には、本物をリアルに再現したフェイクグリーンの活用がおすすめ。植物の有機的なフォルムも気持ちを穏やかにします。
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自然と人が集い、会話が生まれる!
オアシス風のリフレッシュスペース
ドリンクバーとなるカフェステーションを中心に据える職場のオアシスのようなリフレッシュスペース。周辺には丸テーブルをランダムにレイアウトし、背のあるチェアではなくカジュアルな印象のスツールを組み合わせることでよりリラックスしたムードを演出します。
ドリンクバーを中心にレイアウトするリフレッシュスペースは、社内外の人が利用するフリースペースにもおすすめ。特に、スペースに余裕があるオフィスに適したレイアウトです。
レイアウトのポイント①
ランドマークになる屋根付きカフェカウンター
オフィスのオアシスとなるドリンクバーに最適なスタツィオーネシリーズのカフェステーションカウンター。カウンターの他にキャスター付きのワゴンもあり、用途やレイアウトに合わせてそれぞれ簡単なカスタマイズが可能です。カウンターは屋根パーツを挟んで2台を背合わせに置くことでリフレッシュスペース中央にアイランド型のドリンクカウンターとしてレイアウトできます。三角屋根のデザインは目に留まりやすく、憩いの場のランドマークになります。
レイアウトのポイント②
カジュアルな印象を与えるキューブソファ
ドリンクバーの周囲には、スペースや使用人数に見合ったサイズのテーブルと、どの向きからでも座れる背なしスツールを組み合わせて、それぞれに適度な間隔を確保しながらレイアウトします。コロンとしたフォルムのリコキューブソファは温かみのあるファブリック張り。空間の印象をカジュアルにし、くつろぎやすい和やかな雰囲気を演出できます。また、単体で置くだけでなく、複数を並べてベンチやアイランドソファのようにもレイアウトできるため多目的に活用できます。
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休憩室・リフレッシュスペースにおすすめの家具シリーズ
上のレイアウト例でもご紹介した休憩室・リフレッシュスペースに適した主な家具シリーズの一覧です。
テーブル・カウンター
チェア・スツール・ソファ
休憩室・リフレッシュスペースの納入事例
オフィスや教育施設の休憩スペース・リフレッシュスペースの納入事例をご覧いただけます。
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