オフィスプランニング納入事例（アール・エフ・ヤマカワ株式会社福岡ショールーム新規開設）

家具ショールーム兼コワーキングスペースの新規開設
「やる気に火をつける！」ワークスペースづくり

アール・エフ・ヤマカワの九州地方の新拠点、福岡市大名、天神エリアにオープンした福岡ショールーム兼コワーキングスペース。スマホアプリを使った無人システムで運営するコワーキングスペースは、フリーアドレスエリアを中心にパーソナルブース、会議室、個室、フォンブース、リフレッシュスペースを完備。Ignite（点火）＋Design（デザイン）をコンセプトに、仕事へのモチベーションが高まる仕掛けを取り入れたワークスペースとなっています。

プロジェクト概要

件名	九州地方進出に伴うショールーム兼コワーキングスペースの新規開設
工事内容	空間設計・レイアウト、内装・間仕切り工事、空調・電気・LAN工事、特注照明・造作家具製造、サイン工事、家具組立・設置
対象規模	約 230㎡、70席（会議室含む）
納期	デザイン提案約3週間、見積〜業者確定・資材調達で約2ヶ月、着工後約1.5ヶ月で完成
オープン	2024年11月
エリア	九州（福岡市）

施主	アール・エフ・ヤマカワ株式会社
デザイン設計	WIZU Inc.
プロジェクト管理	株式会社サキミエ
システム提供	株式会社いいオフィス

ショールーム兼コワーキングスペースのレイアウト

会議室

① フリーアドレスエリア

コワーキングスペースのメインとなるフリーアドレスエリアは複数のビッグテーブルとデスクで多様な環境を構築。家具のレイアウトに呼応して床のレベルを変えることで緩やかに空間を分節しています。この段差を活かした間接照明の柔らかな明かりは空間に落ち着きをもたらし、リラックス効果を促します。

SOLIDOフリーアドレス用テーブルは増連で全長3600mm。幅1200mmでゆったり使える各席には肘掛け、ランバーサポート、ヘッドレスト付きの高機能チェアを合わせ長時間のデスクワークも快適に。配線カバーの下には電源タップを装備。クランプ式のモニターアームも設置できます。

幅3600mmに増連したチルトフリーアドレス用テーブルは、肘なしのT30チェアで8人用のビッグテーブルに。天板のスリット部分にクランプ式のマルチコンセントタップを席数分装備しています。モニターアームの取り付けも可能です。

フロアの段差をまたぐMOTOシリーズのビッグテーブルは天板高の異なる2サイズを並べてレイアウトしSH550mmと450mmの2サイズのチェアを合わせています。背もたれが低めのデザインを選ぶことでテーブル周りがスッキリと見えます。

フリーアドレスエリア中央のハイテーブルは照明とコンセントを内蔵した特注仕様で間接照明の機能も果たします。ポリカーボネートの幕板から放たれる柔らかい光はテーブルを軽やかに見せ、また空間に適度な明るさを与えています。

周囲が気になりにくい仕切り板付きのPCブース席は1台あたりW800（有効内寸W764）mm。各席天板下にコンセントがついています。高機能チェアの快適性により集中力も高まります。

気分転換や軽作業に適したリスムハイデスクとハイチェアによるフリーアドレスのカウンター席。デスクの天板上にはコンセント、下には荷物掛けフックがついています。

② パーソナルブース

半個室感覚で没頭できるパーソナルブース。大掛かりな施工が不要の置き家具タイプで、スペースに応じて必要台数をレイアウトできます。

正面や横からの目線を気にせず集中したい時にはパーソナルブース。セミクローズで閉塞感がありません。

パネルはH1200mmで着席時の目線程度の高さです。たくさん置いても空間を圧迫せず見通しを保てます。

③ パーソナルルーム（個室）

視界もノイズも遮断して没頭できるパーソナルルーム。

ウェブ会議や電話の利用が多い方、プライバシー確保を重視したい方向けのパーソナルルーム（個室）は全4室。アプリからの手続きにより入室可能になります。

パーソナルルーム内部は真っ白な空間にホワイトのリスムデスク、温かみのある木目の床にコーラルレッドの高機能チェアがアクセントになっています。

④ ミーティングルーム（会議室）

会議用のミーティングルームは6人用が1室、4人用が2室の計3室。仕切り壁の一部に曇りフィルム貼りのガラスを使用し閉塞感を感じにくい造りになっています。

6人用会議室はT字脚大会議テーブル。壁面に50インチのモニターがあります。

4人用会議室はリスムミーティングテーブル。壁面のモニターは40インチです。

⑤ フォンブース

フォンブースは Kolo（コロ）、TELECUBE（テレキューブ）の2種類を導入。照明は調光・調色機能あり、コンセントも完備しています。

機密性の高い電話や短時間のオンラインミーティングに適したバースツールタイプの個室型防音ブース Kolo（コロ）。

少し長めのもウェブ会議も快適にこなせるソファタイプのフルクローズ型ワークブースTELECUBE（テレキューブ）。

⑥ ラウンジエリア

ワークスペースでの集中力回復に欠かせないリフレッシュスペース。下り天井部分は鏡面仕上げで空間をより広く明るく、窓を開放した状態ではウッドの大型ベンチが内と外をつなぐ「縁側」の役割も果たし、開放感のあるリフレッシュスペースとなっています。

素材の質感を活かした家具で構成されたラウンジのリラックスエリア。アットホームなソファやコロンとしたフォルムで愛嬌のあるスツールが雰囲気を和ませます。

ラタンとチークの素材感と直線的なフォルムで洗練された印象のチェア。コンクリート打ち放しの壁とも馴染んでアーバンリゾート風に。

ラウンジの窓辺にはLED内蔵で間接照明を兼ねたW3600xD900mmの造作ベンチ。奥行きが深く安心感がありくつろいで座れます。

ベンチの前にはリスムカフェテーブル。利用者が好みの位置に動かせフレキシブルに利用できます。

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特注照明と造作家具

特注照明

コワーキングスペースのコンセプトであるIgnite（発火）をイメージした特注照明。フリーアドレスエリアの中央に設置し、この空間を象徴するアイテムとなっています。

フリーアドレスエリアのビッグテーブル上に設置されたW2800mmの吊り照明も特注仕様。宙を走るこの直線的な光も空間デザインの重要なエレメントとなっています。

ウォールディスプレイ

フリーアドレスエリアの壁一面を使った造作のウォールディスプレイ。本やオブジェ、グリーン等のインテリア小物を飾ってホームのような和やかさをプラス。

間接照明を兼ねたウォールシェルフ。棚板裏に埋め込まれたLEDの光は壁の白で拡散してディスプレイエリアを引き立たせます。

キャビネットとシェルフは共に奥行き300mm。材質も揃えて一体感を出しています。

ウォールシェルフから放たれる柔らかい光はディスプレイされた小物と共に気持ちを和ませ、リラックスしやすい雰囲気を演出しています。

福岡ショールームの見学・予約方法について

エントランスとサイン

エントランス

光の効果が幻想的なエントランス。全面ガラスに偏光フィルムを重ね複雑な奥行きを体感できるアートウォールとなっています。

ガラス面の幾何学パターンは、ロケーションである福岡・太宰府で愛されている梅をモチーフにした五角形と、RFYのルーツに由来するハニカム構造の六角形の組み合わせたデザイン。

エレベーター脇にはポストを設置。法人登記やバーチャルオフィスにも対応しています。

外部サイン（看板）

バルコニーの吊りサインは「DESIGNITE」のロゴを正面発光箱文字で制作。夜間はビルの照明と共に点灯します。

サイン工事では、このほかビルの集合サイン、エレベーターサインを設置しています。

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インテリアを彩るアートとグリーン

ビジョンを可視化するウォールアート

コワーキングスペースの特徴の1つ、インパクトのある手描きのウォールアートは福岡出身のアーティスト山下良平氏によるもの。ロケーションである福岡の活気や広がる海を象徴する深いブルーを基調にカラフルな色彩が重なり、福岡の地でやる気に火をつけたいというコワーキングのコンセプトにマッチしたエネルギッシュなビジュアルとなっています。