信頼と安心感。思いが伝わる学びの空間づくり
歯科医師を目指す受験生のための予備校「麻布デンタルアカデミー」を中心とした教育事業を展開されている株式会社 千乃コーポレーション様。1988年の開校以来、事業規模の拡大と共に校舎の増床や部分改修で拡張されてきた東京校4Fフロアの全体リニューアルをご依頼いただきました。
ご要望 | フロア全体のリニューアル |
フロア面積 | 337坪 |
対象スペース | 執務室、会議室、休憩室・食堂、受付・待合スペース、教室、自習室、エントランス |
提供サービス | 空間設計・レイアウト、内装・間仕切り工事、家具什器販売、特注家具製造、電話電気LAN工事、防災設備工事、組立・設置、不要家具引取り等 |
設計・デザイン | STUDIO noem |
プランニングの概要
今回ご依頼をいただいたのは、都心のオフィスビルにある本社と東京校。レイアウトの合理化に加え、統一感がなくなってきた全体のイメージをこのリニューアルで一新したいというご要望がありました。
ヒアリングやコンセプト策定には社外パートナーであるプランニング会社、デザイン会社も交え、クライアント様のご要望に沿う形で時間をかけてイメージの擦り合わせを行っています。
レイアウトプラン
間仕切り工事、内装工事、電話・電気・LAN工事等を含むオフィス改装。
337坪の4Fフロアに、受付、待合室兼リフレッシュスペース、執務室、教室、自習室のほか、会議室や面談室をレイアウトしています。
CGパースによるご提案イメージ
エントランスは開放感のあるオープンスペース。受付・待合空間にカフェラウンジが併設され、受講生やスタッフのリフレッシュスペースとなっています。
リニューアル詳細
エリア別に施工後の写真と詳細をご紹介しています。
エントランスエリア(レセプション+カフェラウンジ)
柔らかな光を感じさせる自然な雰囲気のエントランススペース。受付カウンターと待合、ロッカーを備えたリフレッシュスペースと様々な機能を備えています。
ゆったりと和やかな雰囲気を醸し出す長円形の造作ラウンジベンチ。背もたれに植栽をあしらうことでさりげなく間仕切りに。空間の見通しを遮ることなくエリア分けができます。
異素材の組み合わせで質感にもこだわった造作ラウンジベンチは面によって異なる印象に。受付サイドは背座がウッド仕上げ、コーナーは幕板と同じオフホワイトで仕上げ、サイドテーブルとして使用します。
同じラウンジベンチのリフレッシュスペース側。座面はソフトな印象のファブリックで仕上げ、温かみや居心地の良さを感じさせます。テーブル、チェアとも組み合わせてカフェ感覚で利用できます。
レセプションカウンター
マッシブなフォルムが美しい高級感のある造作レセプションカウンター。幕板下から放たれる光の帯が上品な印象を引き立てています。木格子とガラスによる間仕切りの後ろは執務スペース。
アール仕上げが美しい造作カウンターのコーナー部分。長円形ラウンジベンチと共に空間全体のデザインに共通性を感じさせます。
常時5名のスタッフで対応する受付。背後には高さを抑えたバックカウンターも設置して機能的に。スッキリとした外観を保ちながら事務作業の効率を高めます。
受付カウンターとバックカウンターの間は着席中でも背後を気兼ねなく通り抜けできる1000mm。動線や動作を妨げないようしっかりと距離を確保しています。
カフェラウンジ、リフレッシュスペース
レセプションとの境界となるラウンベンチの反対側に展開されるカフェラウンジ。リフレッシュやコミュニケーションで気軽に利用しやすい開放的な空間です。
ラウンジエリアの壁面全体に設置した受講生用パーソナルロッカーは特注生産。主張し過ぎないシンプルなデザインで空間に溶け込んでいます。
パーソナルロッカーの扉は全体の雰囲気に調和する木目調ナチュラルのメラミン仕上げ。上部にはメンテナンスフリーのグリーンをあしらい、インテリアに統一感を出しました。
ラウンジベンチのサイドテーブル部分。フォルムも色もしっくりと馴染むデザインの照明器具がアイキャッチに、またテーブルという用途を示す役割も担っています。
自習室
受講生用の自習スペース。パネル付きの個別ブースはW1000mmの特注仕様でゆったり快適。採光の良い広々とした空間で集中できます。
ブースデスクは貫板下にデスクライトを設置。デスクと一体化させることで、室内がすっきりとし、整然と見えます。
教室
180名ほどを収容できる教室。フォールディングテーブルは2人が並んでゆったり座れるW1600の特注サイズで、適度な間隔を保ちながら講義に集中できるよう配慮しています。
チェアは清掃や移動時にスタッキング収納が可能なSYネスティングチェア。テーブルと合わせたホワイトシェルで清潔感があり、また室内が明るく見えます。
オフィス、会議室
職員用オフィスのデスクはソリード フリーアドレスデスクを採用。各席の天板下にデスクワゴンを設置し固定席として利用できます。席移動もワゴンの入れ替えのみで手軽に行えます。
フロアの奥には、通路沿いに大会議室と複数の個別面談室が連なるミーティングルームエリアを構築。各部屋の使用はカードリーダーで入室管理がされており、セキュリティも万全です。
納入家具について
今回のプロジェクトで使用した家具・什器には、内装デザインに合わせた造作家具(受付カウンター、ラウンジベンチ)、OEM生産によるオリジナルデザイン家具(パーソナルロッカー)、既存品のカスタマイズ製品(PCブースデスク、フォールディングテーブル)や仕入れ商品など、自社商品だけでなくご依頼主のご要望に合わせてご提案させていただきました。
このレイアウトで使用したRFY家具製品
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