カフェ風のオフィスレイアウト
社員を惹きつけるオフィスづくりを目指すなら、気分が上がって仕事もはかどる”カフェ風”のオフィスにリニューアルしてみませんか?中小企業や小規模オフィスでも実現しやすい、カフェ風のオフィスレイアウトと家具選びについてご紹介しています。
気分が上がる?集中できる?
なぜ、カフェでは仕事がはかどるのか?
外回りの営業マンやリモートワークで仕事をするノマドワーカーの一時的な”仕事場”として人気のカフェ。「カフェだとアイデアが湧く」「カフェだと集中できる」という声も多く、実際に生産性が高まるとされています。
では、なぜカフェ空間だと仕事がはかどるのでしょうか。それには、カフェという”場”にある複数の要素が影響していると考えられます。
① 居心地の良さ
カフェにはくつろいだ気分でリラックスできる居心地の良さがあります。人はリラックスした状態にあると集中でき思考力が高まるとされています。
② おしゃれな雰囲気
カフェのインテリアには統一感があり落ち着いていて、どこか”おしゃれ”な雰囲気があります。人は誰でもおしゃれな空間にいると気分が上がります。
③ 適度な人の気配と雑音
カフェには常に人の気配と聞き流せる程度のほどよい雑音があります。ひと気があるところでは適度に気が引き締まり、また無音状態よりも集中できます。
④ 立ち寄りやすさ
カフェには1人でも気軽に入っていける空気感、立ち寄りやすさがあります。そして立ち寄りたいときにはいつでも寄れる、そんな安心感があります。
このようなカフェの要素がオフィス空間にも備わっていれば、オフィスはきっと働く社員にとって、より魅力的な「仕事場」になり得ます。まずは社員を惹きつける”オフィスづくり”を目指して、オフィスを”カフェ風”にリニューアルしてみませんか?
カフェ風で何が変わるの?
オフィスをカフェ風にするメリット
オフィスにカフェの要素を取り入れた”カフェ風オフィス”は、企業の抱える社員の労働意欲低下やコミュニケーション・つながりの希薄化、採用困難といった問題の解消にもつながるいくつかのメリットがあります。
メリット1
モチベーション向上
おしゃれで気分が上がるカフェ風オフィスなら仕事もはかどり、出社義務がなくても立ち寄りたくなります。居心地が良く、仕事のパフォーマンスも上がる環境であればオフィスに愛着が持てるようになり、モチベーションや帰属意識の向上が期待できます。
メリット2
コミュニケーション活性化
リラックスして仕事ができるカフェ風オフィスでは雑談や交流が自然に生まれやすく、アイデアのひらめく”きっかけ”をつくります。気さくなコミュニケーションでは親近感が湧きやすいため連帯感が高まり、チームワークを形成しやすくなります。
メリット3
企業ブランディング
社員が誇れるカフェ風オフィスは、お客様や求職者をも惹きつけます。企業理念や文化と紐付けながら、カフェの居心地をテーマにしたオフィスをつくる。企業の価値観を反映したオフィスは、外部へ発信することで、企業ブランディングの一環になります。
カフェの居心地をオフィスにも
カフェ風オフィスレイアウト|4つのポイント
オフィスをカフェ風にレイアウトする時のポイントは次の4つです。
① フリーアドレス
カフェには、カウンター席やテーブル席、ソファや窓側席など様々な席の選択肢があります。利用者がいつでもその時の気分で席を選べる、そんなカフェの自由さは、カフェ風オフィスに欠かせません。執務スペースにカフェ風を適用するなら座席は”フリーアドレス”に。執務デスクはテーブル席を中心に、カウンターやソファ、集中ブースなど色々なタイプの席を設け、社員が用途や目的に応じて使い分けできるようにしておきます。
② 素材感と統一感
カフェの”おしゃれな雰囲気”づくりには、素材感のある家具や内装材を組み合わせて取り入れると効果的。温かみのある木目の家具や自然な風合いの布、レザー張りの家具、さらにはレンガやコンクリートなど精巧なテクスチャがプリントされた壁クロスや床材を活用すれば、殺風景なオフィスの印象を大きく変えられます。ただし、おしゃれに見せるためには空間全体の統一感に配慮することが非常に重要です。
③ リラックス促進
カフェでは、周囲の他人の気配と聞き流せる程度のほどよい雑音がリラックス効果を及ぼし集中力を高めます。ただし、オフィスでは周りにいるのが上司や同僚など関係者であるため、レイアウトの間隔に余裕を持たせるなど距離感にも配慮する必要があります。カフェに漂うコーヒー等の香りにもリラックス作用があることから、カフェコーナーを設ける、アロマを導入するなど嗅覚を刺激してリラックスを促すことも効果的です。
④ グリーンを取り入れる
空間に自然の癒しと安らぎをもたらし快適性を高めるグリーンは、カフェにおいても、テーブルグリーンやパーテーショングリーン、吊り下げグリーンなど、さまざまな形で取り入れられています。日当たりなど生の植物に適した環境が整っていないオフィスや、水やり等の管理が難しいオフィスの場合には、メンテナンス不要の人工観葉植物であるフェイクグリーンを活用すると手軽に導入できます。
カフェ風のオフィスレイアウト例
中小規模のオフィスにも取り入れやすいカフェ風のオフィスレイアウト例と家具について解説しています。
北欧スタイルのカフェ風ワークスペース
スペースにゆとりのあるオフィスに適した北欧スタイルのカフェ風レイアウト。部屋の彩光を活かしながら、家具や内装は自然界にある色味を基調にして選び、室内でも「自然」を感じさせるようにレイアウトすると、居心地の良いオフィス空間になります。執務スペースのデスクはきっちりと画一的にレイアウトするよりも、少し動きが感じられるようなレイアウトにすると空間に開放感を与え、自由でリラックスした雰囲気になります。
ポイント①
フリーアドレスデスク
執務スペースはフリーアドレスで、カフェのように自由に席を選べるようにするのがポイント。リスムシリーズの個別デスクを使用すれば島型はもちろん壁付け、並行式などレイアウトのバリエーションがスペースに応じてアレンジできます。
ポイント②
カウンター席
カフェスペースに欠かせないカウンター席は、オフィスでも気分転換や1人で集中したい時などに重宝します。窓辺や壁面にハイデスクをレイアウトすると周囲が気になりにくい環境になります。ハイデスクはスタンディングデスクとしても使用可能です。
ポイント③
グリーン
北欧スタイルに不可欠な要素といえばグリーン。手入れ不要のフェイクグリーンなら、鉢植えはもちろん、壁面や棚の上、天井際といった手に届かないところにも設置できるため省スペース。オープンスペースなら間仕切りを兼ねたパーテーショングリーンもおすすめです。
インダストリアルなカフェ風スモールオフィス
3〜4人の小さな事務所やスタートアップのスモールオフィスに適したインダストリアルなカフェ風レイアウト。工場や倉庫跡のような場が醸し出す、クールで”味”のある雰囲気を再現するインダストリアルスタイルは、若い世代を中心に人気があります。執務エリア、ミーティングエリアの構成要素として異なる素材感の家具や内装材を組み合わせながら、全体としての”まとまり”を意識してレイアウトします。
ポイント①
アクセントウォール
壁クロスなどで壁面の1部に変化をつけるアクセントウォール。比較的簡単な施工で空間の印象を大きく変えられるため人気の手法です。インダストリアルスタイルでレイアウトするなら、例えばレンガモチーフのクロスを貼るだけで空間の印象に深みが出ます。
ポイント②
執務用デスク
小規模オフィスのデスクには、固定席にもフリーアドレスにも利用できる個別デスク、あるいは小さなサイズもあるフリーアドレスデスクがおすすめです。レイアウトの自由度や汎用性が高いため、増員やオフィスの移転・拡張にも対応しやすくなります。
ポイント③
ローシェルフ兼間仕切り
小規模オフィスの居心地を良くするために大切なのは開放感。とは言え、仕事場にメリハリを出すためにはエリア分けも必要です。見通しを遮らないローシェルフを間仕切りにすれば、収納にはもちろん、ちょっとしたリフレッシュコーナーとしても活用できます。
シンプルモダンなカフェ風コミュニケーションスペース
「オフィス全体をカフェ風にリニューアルするのは難しいかも・・・」という場合には、オフィスの一角を活用するコミュニケーションスペースのカフェ風レイアウトがおすすめ。どのようなスタイルにも合わせやすいシンプルでモダンなStazioneシリーズのカウンターによる組み合わせレイアウトなら、社員が気軽に立ち寄りやすく、気軽な会話や雑談が生まれやすいカフェスペース兼コミュニケーションスペースを手軽に構築できます。
収納カウンターシリーズ
Stazione(スタツィオーネ)シリーズの収納カウンターは、収納機能を備えた実用的なカウンター。単体でも組み合わせても使用でき、島型レイアウトで大型ハイテーブルに、壁付けでハイカウンターテーブルなど、設置スペースに応じたレイアウトが可能です。
カフェステーションシリーズ
スペースに余裕がないオフィスには、同じStazione(スタツィオーネ)シリーズのカフェステーションカウンターもおすすめ。フレーム構造のシンプルなデザインはアイキャッチャーになる屋根付きも完備。オフィスの一角に手軽にカフェ風のコミュニケーションスペースをレイアウトできます。
Stazione(スタツィオーネ)カウンターシリーズについて詳しく見る
カフェ風のオフィスレイアウトにおすすめの家具
オフィスにカフェの雰囲気を演出しやすい、弊社でシリーズ展開している家具のご紹介です。
デスク・テーブル・カウンター
カフェのような仕事場づくりに適したチルトシリーズのフリーアドレステーブル。増連式で配線やモニターアームの設置にも配慮されたデザイン。チルトフリーアドレステーブルを見る
スペースや人数に合わせてレイアウトしやすいサイズ展開豊富なソリードシリーズのフリーアドレスデスク。モニターアームの設置にも対応しています。ソリードフリーアドレスデスクを見る
フリーアドレスに特化したリスムシリーズはコンセント付きのテーブル、デスク、ハイデスクの他、ワゴンやシェルフもコーディネートできます。リスムフリーアドレスシリーズを見る
オフィスのコミュニケーションスペースに適したカフェスペースを手軽に構築できるカウンターシリーズ。カフェステーションカウンターを見る
豊富なサイズ展開とカラーバリエーションを誇るリスタシリーズのカフェテーブル。全サイズでハイテーブルも取り揃えています。リスタカフェテーブルを見る
チェア・ソファ・スツール
リラックスしやすいカフェラウンジを構築できるカッコシリーズのソファ。パネル付きも選べ、組み合わせレイアウトにもおすすめです。カッコファブリックソファを見る
ファブリックの質感で空間を和ませるリコシリーズのキューブ型ソファ。単体でスツールとして、または並べてベンチのようにもレイアウトできます。リコキューブソファを見る
インテリアのスタイルを選ばないシンプルなデザインのスクエアソファ。カフェテーブルと組み合わせてゆったりしたソファ席をつくりたいときに。スクエアソファを見る
カフェ風のオフィスレイアウト・空間レイアウト事例
カフェの要素を取り入れてリニューアルされたオフィス、コワーキングスペース、学習塾の事例です。